復興伝承杭とは

東日本大震災を被災した岩手県大船渡市内に立てられた津波の教訓を後世に伝承し、街の復興を記録していくための杭です。杭に設置されたQRコードやNFCタグ(suicaなどに使われている非接触型近距離無線通信)から被災前、震災当時、現在の写真を見ることができます。

観光推奨ルートは実際に2011年3月11日、被災者の方が津波から逃げた道を元につくられているため、ルートを周ることで訪問者は東日本大震災を追体験することができます。

杭は今後順次増やされ、津波防災にかかる新しい観光・教育ツールとして拡げていく予定です。

復興伝承杭Map

復興伝承杭の設置場所

復興伝承杭は、「岩手県大船渡市」にあります。
日本の東、東北地方にある岩手県。
広い岩手県の右下に位置しています。

市内の何処に設置されているの?

詳しくは下のMapでご確認ください。

※マップの中の杭をクリックすると、住所や写真が表示されます。

復興伝承杭 ポイント

(他、市内に16本設置)

復興伝承杭 観光推奨ルート

※赤線は実際の避難ルートです。

①ニュー清水 様

震災後多くのボランティアが訪れる理容室。
気さくなマスターが店内にお茶っこ(サロン)スペースを併設し、美味しいコーヒーをごちそうになりながら、震災当時の話や大船渡のお話をしてくれる憩いの場となっています。
お店の近くには津波伝承館の齊藤賢治さんが3.11の日に撮った津波映像の撮影場所があります。

②加茂神社 様

神社に参拝した後は、消費したエネルギーを補給。
階段を降りた先にある大船渡屋台村で美味しいゴハンにありつこう!

伝承杭の周り方

訪問シュミレーション

- 加茂神社の場合 -

震災当時、多くの人が避難しました
大船渡市内でも特に被害の大きかった大船渡町にある加茂神社は近くに高台が少なく、基幹道路である国道45号線沿いにもあるため、震災当時多くの人がこの神社に避難しました。
階段を上って左に位置する復興伝承杭の場所から、被災された方々は自分の街や家が津波に流される様子を見ていました。
復興伝承杭のある場所へ
①まずは加茂神社の場所を確認し、その場所へ向かう。
スマートフォンを使う
②NFCの機能があるスマートフォンはスマートフォンを杭にかざす。
NFC機能がないスマートフォンでは、QRコードを読み込む。
※NFC...おサイフケータイなどに使用される。
その場所のアーカイブ画像を見る
③杭に記録されている情報が表示される。

復興伝承杭の使い方

復興伝承杭を辿りながら、復興の過程を実感することができます。
歩いてお腹が減ったら、近くの飲食店で一休み!

復興伝承杭の材料

実は、杭はペットボトルのキャップから作られています!

復興伝承杭ができるまで

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